欧州では市電はよく見かけるが、日本では衰退しつつあるようだ。しかし最近見直されており、富山では新たに設営されている。環境にも優しく、渋滞も回避でき、高齢者ドライバーの問題もあり、市電は有意義な交通ともいえる。そんな中、宇都宮に新しい市電が完成した。NHKの「ゆったり鉄道紀行」でも紹介されたので興味をそそられ、乗りに行ってみることにした。エネルギーはバイオマスと太陽光で100%再生可能なもので発電していることも先進的である。
それだけでは物足りないので、恒例の館林「つつじが岡公園」に寄る計画を立ててみた。好天ではあったが、今年は残念ながらつつじはとっくにピークを過ぎていて(4月20日あたりが見頃だったとのこと)、隣接する城沼でのRunningに重点を置くことにした。田舎の空気は清々しくそして空が広く、この上なく気分よく走ることができた。 NETで事前に調べた蕎麦処「楠庵」にて昼食。太さが異なる田舎蕎麦もさることながら、出し汁が旨く、混んでるわけが分かった。これで、つつじが残念であった穴埋めには十分であった。 館林は東武伊勢崎線であるが、宇都宮は東武日光線となる。日光線の板倉東洋大前駅まで10km程を、のんびりと路線バスの旅を選択したものの、バスも小型で意外と地元の方々がたくさん利用していて混みあっていた。合理化が進んでいるのだと感じた。 1時間ほどで、東武宇都宮駅に到着。 まずは下野の国一の宮「二荒山神社」へお参りに。 階段を見て躊躇したが、もうひと踏ん張りして登った。