さてお次は餃子である。NETで事前に調べた「香蘭」に辿り着くも、16:00過ぎという中途半端な時間にもかかわらず、長蛇の列なので諦め、散策しながら探すことに。 食べログで高得点の「餃天堂」を見つけ、ここに決定。 モチモチの皮に包まれた水餃子、餡は野菜多め、やや薄い皮の焼餃子もイケてた。 もともと中国には焼餃子はなく、水餃子か蒸し餃子である。皮が厚めで餡にいろいろな味が付いていて、何もつけないで食べる。カテゴリーは炭水化物で、餃子定食はあり得ないと聞く。 宇都宮餃子は、焼き餃子が主流であるが水餃子・揚げ餃子もある。餃子は皮によっても変わるし餡によっても変わるほか、調理法も色々あり、バリエーションが豊富なことが分かってきた。各店個性を出し、すっかり宇都宮の文化に定着しているのだと感じた。 JR宇都宮駅東口に向かい、LRTに乗る。 何種類かのデザインの中から、市民の投票によって選ばれたのがこのデザインだという。なかなか洗練されていてカッコいい。3両編成のワンマン運転。夕方は10分に1本くらい走っていて、早くも市民に受け入れられている。 私は3km位離れたショッピングモールで下車し、スーパー銭湯を利用してきた。いい湯だった( ^)o(^ ) 次の日はバスで大谷観光。 まずは大谷石地下採掘場跡、壮大な地下空間に圧倒される。 1919から1986年まで採掘されており、当初は手掘りであった。1本の石を採掘するのに、つるはしを4000回振り下ろしたそうだ。 そのようにして作られた空間には、荘厳さを感じざれずにはいられない。 今では、コンサートや美術展示なども行われている。 次は大谷寺。岩面に直接4mの千手観音が彫られており日本最古の石仏である。当初は漆が塗られた上に金箔が施されていた。 整備された庭には、白蛇(中央右)が住んでいて恐れられていたとのこと。 最後は平和観音。高さ27メートルの観音様は戦直後の昭和23年に総手掘りで作られ築造された。 往路はバスだが、復路はJR宇都宮駅まで8km程Running。 なかなか充実した一人旅ができた。 GW、この辺りは穴場である。来年は水戸あたりを考えてみようか。